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Q4.メス猫を飼い始めました。避妊手術は受けた方が良いのでしょうか?

雌猫は、おおむね生後6ヶ月(早いもので4ヶ月)で初回発情を迎えます。発情兆候には異常な泣き声、尻尾をあげてまとわり付く、脱走などがあり、もちろん妊娠もします。

猫は、交尾排卵動物で交尾の刺激によって排卵が起こるため、発情期に脱走すると高率で妊娠し、交配後約2ヶ月で通常3〜4匹の仔猫を出産します。発情兆候には個体差がありますが、夜も眠れない程の異常な泣き声には結構悩まされます。

また、授乳中に妊娠することもあり、可能性としては1年に4回出産することもあり得ます。妊娠出産は自然なことですが、望まれない仔猫を増やすことを考えると避妊手術が必要になります。

手術は、卵巣子宮摘出術といい、全身麻酔下での開腹手術となるため、雄猫の去勢手術に比べて難易度も高く、費用もかかります。お住まいの自治体によっては、猫の避妊去勢手術に助成金がおりますので問い合わせてみると良いでしょう。

出典:厚生労働省

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